May 04, 2005

銭湯と小説

ゴールデンウィークもいつの間にやら、半ばを過ぎんとしている。効率的に活動しないとあっという間に過ぎていきますな。今夜はいつもより早めの時間帯に銭湯へ。最近は、銭湯につかりながら本を読むのがちょっとした楽しみのひとつになっている。家の近くの銭湯は、露天風呂付きなので、夜風を感じつつ、ちょうど良い湯加減の風呂に足だけつけてみたり、肩までつかったりしながら20分~30分ぐらい耽読する。読む本はいつも変わるのだが、昨日は『鬼平犯科帳』を選択。まだ第一巻なのだが、露天風呂で読む一冊としてはいいチョイスかもしれないなと思っている。一話あたりが大体30~40ページぐらいの構成で、読み終わるごろにちょど良い感じのあったまり加減になる。また、この小説全体を通じての語り口がなんとなく静かな銭湯にあっているな、と。昨日、読んだ話は鬼平の密偵となった小房の粂八が、初めて密偵として働きはじめる記念すべき話。昔、自分が世話になっていた大盗賊江戸内で急ぎ働きを繰り返しているのだが、粂八にはどうしてもその残虐なやり口が以前の親方のものとは思えず自ら調査するというもの。なかなかに読ませる話でした。

鬼平犯科帳〈1〉
鬼平犯科帳〈1〉
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池波 正太郎
文芸春秋 (2000/04)
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おすすめ度の平均: 4.67
5 よっ! 平蔵親分、かっこいいねぇ、粋だねぇ。
5 鬼平犯科帳を知らない方へ。
4 犯罪者側からの視点による連作短編

May 01, 2005

おサイフケータイいよいよ動く?

ITmediaビジネスモバイル:ドコモと三井住友カード提携、それぞれの狙い

ドコモが三井住友カードに980億円の第三者割当増資を実施。この資金はおサイフケータイ対応店舗端末開発と現行端末設置店舗(三井住友ならInfoxかな)のリプレイスに使われるみたい。いったい誰が店舗端末の普及を促進するのかなぁと思っていたけど、ついに動き出しそうですね。1年後にはほっておいても、おサイフケータイユーザーが1000万人を越えるといわれているけど、使えるお店のバリエーションが少なくては面白くないもんね。これでドコモ自身が独自にカード事業始めたら、これがこのおサイフケータイモデルの大きな収益要素になるのではないだろうか??これまで、おサイフケータイによる収益モデルってなんだろう?って話になったおき「解約阻止」とか、「プロジェクトファイナンス」だとか、フェリカネットワークスが管理する共通領域関連のフィーだとか、色々な話を聞いたりしていましたがどれもイマイチわかりにくかったけどこれはわかり易い。『ドコモとau』 でも夏野氏が最終的には「コマース」を狙っているという話もこれによって繋がる。

ドコモとau
ドコモとau
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塚本 潔
光文社 (2004/11/13)
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4 開発競争の舞台裏

April 30, 2005

『フリーエージェント社会の到来-「雇われない生き方」は何を変えるか』(ダニエルピンク、ダイヤモンド社)

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
ダニエル ピンク Daniel H. Pink 池村 千秋 玄田 有史
ダイヤモンド社 (2002/04)
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おすすめ度の平均: 4.56
4 自分の時間で社会と関わる
4 新しい働き方
5 今の私の生き方を応援してくれた一冊!

ゴールデンウィーク中、何読もうかなーと思い、部屋の中の未読本をあさっていたのですが、とりあえず机の下に長い間転がしていたこの本から始めています。結構前の本ですが、なかなか面白い。まだぜんぜん先に進んでいませんが、今の週末起業的なあり方を先取りして語っている感じですかね。今後に期待。全部読み終わったらまた書きます。ところで、この本は何がきっかけで購入したんだっけなー???忘れた。。。

April 28, 2005

『進歩し続けるウェブデザイナーの考え方』(長谷川恭久、ソシム)

進歩し続けるWebデザイナーの考え方―Web designer 2.0
長谷川 恭久
ソシム (2005/02)
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おすすめ度の平均: 3.5
3 WEBデザイナーとは。
4 Webデザイナーとして生き残るための素養

「スタイルシートスタイルブック」の著者によるこれからのウェブデザイナーに必要な素養について、徒然なるままに。

今、自分が担当しているウェブサイトのリニューアルで結構忙しい。今後このサイトではリニューアルのタイミングでCSS中心のウェブデザインへ移行していこうと企んでいる。今回リニューアルするページは、サイトのなかでもアクセスが圧倒的に高いページなので、まずここからCSSをベースとしたデザインへ移行していく予定。当面は、「スタイルシートスタイルブック」で著者が語っていた「ハイブリッドデザイン(テーブルデザインとCSSデザインをミックスしたデザイン)で続けていくことになるが、全体の主要ページのリニューアルが進行していった暁には、完全CSSデザイン移行をしたいと思っている。

この本を手にしたのはさっきも名前をだしたスタイルシートスタイルブックの著者の本だから。この本でスタイルシートで、ホントにデザインを柔軟に組めることを実感できた。文書構造と見た目の分離という考え方がお題目だけでなく、現実のものとして理解できた本。その著者の新しい本だから迷わず購入。これからの時代のデザイナーに求められている素養について著者なりの意見が凝縮している感じ。

この本ではいろいろ参考になることがあったが、ウェブデザイナー自身がウェブの世界でのさまざまな新しい技術に対してアンテナを張っておくべきであるとか、プログラミングの素養が必要だ、といった話も出てくる。僕もそう思う。僕自身、プログラマーでも何でもないが、この世界の出来事に関してはミーナーなぐらい広く浅く知識をもつべきだと思う。ウェブのサービスはエンジニアリングと密接につながっている。そこに対する不理解がはなはだしいときっといつか失敗することになるだろと思う。

スタイルシート スタイルブック
有坂 陽子 長谷川 恭久
翔泳社 (2004/02/11)
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おすすめ度の平均: 4.15
3 参考にはなりました。だけど・・・
5 デザイン分野のコンピュータ書籍
5 CSS「再」入門に最適

February 27, 2005

『アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか 』(松本晃一、ダイヤモンド社)

アマゾンの秘密──世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか
松本 晃一
ダイヤモンド社 (2005/01/28)
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おすすめ度の平均: 4.04
5 プロジェクトXです
3 情報産業の先端をスピード感溢れる文章で活写
5 生々しい言葉です
  • アマゾンジャパン立上げ前後の裏側が生々しく語られている本。
  • アマゾンのマーケティング発想を感じられる本。
  • カスタマーレビュー等の投稿系コンテンツの業務フローについて参考になる本。

いやあ、面白い本でした。すぐ読みきってしまいました。何かと秘密の多いアマゾンなので、それだけにちょっと裏側が知れるだけでも興味深い。著者は、アマゾンを今は離れているが立上げの1年前から立上げ後のしばらくの間在籍していた人。マーケティングから開発まで色々携わっていたようだ。

アマゾンのマーケティング発想が、みんな大体知っていることだけど、そこにいた人の口から発せらるとまた違う響きを持つ。

  • 書籍販売に大きく影響を与えるユーザーレビュー。
  • サイトのリニューアルの効果測定を行うためのABテスト。
  • カスタマーレビューやエディターのコメントについてのチェック体制。
  • 顧客対応がカスタマーサポートスタッフの意志にゆだねられていること。
  • アマゾンサイトがCでもperlでもない独自言語により構築されていること。
  • レコメンデーションエンジンのこと。
  • 広告に対するコストは1冊売るのにどれだけのコストをかけるかという視点で統一的に管理されていたこと。
  • などなど

著者は一度、病気で倒れて今は回復したものの若干の後遺症があるようだ。元気なうちにアマゾンジャパンでの出来事をまとめておきたかったらしく今回の出版になった。ウェブ業界にいて先進的な企業がどのような思想をもっているのか知りたい方はもちろんのこと、普段アマゾンで本を買っているだけのお付き合いの方にもにもおすすめ。

February 13, 2005

『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』(益子貴寛、秀和システム)

伝わるWeb文章デザイン100の鉄則
益子 貴寛
秀和システム (2004/07)
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おすすめ度の平均: 4.75
5 文章デザインだけではない
5 仕事でも趣味でも役に立つ1冊
5 目からうろこ!
  • なんちゃってウェブディレクターに読ませたい一冊
  • サイトの運用担当者必読の一冊

訪問者に優しいウェブサイトを構築する上での肝になる事項を分かりやすく、網羅的にまとめた一冊。良書。個々の事柄について突っ込んで学びたい方はそれぞれの専門書を呼んでいくのがベターでしょう。この本はあくまで網羅的である点が良い。その意味で、新人のウェブ運用担当スタッフなんかのテキストとしてはアリだと思う。CSS、SEO等の項についてはある程度理解がある方にとっては新しい情報は得られないでしょう。
むしろ参考になるのは、文章作法的な事柄について語っている項だろうか。ウェブ業界では、デザイナーさんやエンジニアさんは優秀な方が増えてきたが文章能力が高い人はまだまだ少ないのが現状。ウェブサイトに対する評価も基本的にはPVとユニークユーザー数の“媒体力”で判定され、そこで表現されているクリエイティブに対する評価は低い。
Overtureが広告制作専門のエディトリアルスタッフを多数抱えていたり、日本のリーディングサイトであるYahoo!JAPANがトップページの表現制作・品質管理スタッフを専門に雇っている姿を見るとクリエイティブ能力や文章能力の重要性を理解しているプレイヤーはそこにちゃんとコストをかけている。既に、この業界でも“ちゃんと表現できる人”の存在が必要になってきてるわけです。
コピーのプロでもない自分たちがやるべきことは、この本にかかれているようなテキストでコミュニケーションする上で必要とされる原則を前提知識としてちゃんと持ち、実践に生かすことだと思う。その意味で、これからウェブ業界にかかわる方にとって、ぜひぜひ読んで欲しい本だと思うわけです。

December 25, 2004

大忙し

自分の携わっているプロジェクトが2月に向けて、大忙し。明らかに時間が足りない中で、みんなテンパりながら仕事してる。
で、昨日はクリスマスイブ。

予定では、18:30に会社を出るつもりだったのに、実際に出れたのは23:00。日付が変わる寸前に家に着いた。
最近、大事な人に対して約束の時間を守れない不義理が多い。
そんな自分が嫌です。

この1年でソコソコ時間の使い方に対して、意識的にはなってきたつもりではいるけどもっと有効な時間管理・タスク管理をする方法を身につけなきゃと思う。

2004年の正月に立てた年間の計画の検証と、2005年の計画作りをそろそろ開始しようと思う。
今年はいろいろと実りの多い年ではありました。2005年も引き続き、充実した年にしていきたいと思う。

シンプル時間整理術
シンプル時間整理術
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小松 俊明
インデックス・コミュニケーションズ (2004/12)
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4 時間を支配するほんの少しの心がけ
超時間活用ノート―あなたに「成功グセ」がつく単純化システム
ジュリー モーゲンスターン Julie Morgenstern 三村 めぐみ
PHP研究所 (2003/10)
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通常2~3日以内に発送
おすすめ度の平均: 4
4 とりあえず自分のTime mapを作ってみないと
4 US式最新の時間管理手法です

November 11, 2004

『図解 TCP/IPがわかるとネットワークに強くなる 基礎講座①」(谷口 功 メディア・テック出版)

図解 TCP/IPがわかるとネットワークに強くなる
谷口 功
メディアテック出版 (2000/11)
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通常3~4日以内に発送
おすすめ度の平均: 5
5 初めてでも大丈夫
5 これでネットワークに強くなれます!

これまで読んだなかでは、一番分かりやすかったTCP/IPの本。

これまで何冊か、ネットワーク関連の本を読んだきたけど、これが一番分かりやすい。

  • ネットワークについて語るべきところをTCP/IPに絞っているところ
  • 余計なことは語らずに、IPの役割とは何か、TCPの役割とはなにかをシンプルに解説しているところ
  • 図解が多くわかりやすいところ

が主な、オススメの理由になるだろうか。行き帰りの電車のなかで読んでいただけだが、十分に内容把握できた感じ。
これでとりあえず、次の本をじっくり読む気がでてきた。

ネットワークに関しては次はこの本を読むつもり

マスタリングTCP/IP 入門編
竹下 隆史 村山 公保 荒井 透 苅田 幸雄
オーム社 (2002/02/26)
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おすすめ度の平均: 4.41
4 まずは始まりとして
5 ネットワークの初心者の方から、CCNA対策にも是非、この一冊
5 ネットワーク入門書のバイブル

August 27, 2004

「時間管理術」の本

▼Passion For The Future「超時間活用ノート―あなたに「成功グセ」がつく単純化システム」

を読んで。

あー、この本面白そう。
僕自身、タイムマネジメントの自分にしっくり来る方法を求め続けていて、以前本Blogでも関連書籍を紹介したことがありました。

他にも、何冊か読んだけど、この本が一番今のところ気に入ってます。

でも、結局いくら方法論を身につけても、やる人間に元気がなきゃ意味がないのよね。


結局、時間を割り当てても、やる気が起きなければ、良い成果が出ないわけだから、エネルギーのリズムを同時に考慮することは大切なのだろうと思った。

とは、まさに僕も思ってたこと。
沢木耕太郎のなんかのノンフィクションで、「人間、結局体力がすべて」みたいなことを語っていたのがずっと記憶の片隅に残っていたけど、そうなんだよなー。
正しい考え方を持っていて、それを実行すれば予定通り先に進めるはずなのに、体力がなくて眠くなっちゃう、みたいなことってよくあって。そのたびに「鍛えねば!」といつも思う。

強制イベントって言い方は初めて聞いたけど、確かにそうっすね。自分も隙間時間の活用には心砕いているつもりだけど。もっとできるなー。

August 09, 2004

『残業しない技術』(梅森浩一、扶桑社)

残業しない技術
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梅森 浩一
扶桑社 (2004/07/16)
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通常24時間以内に発送します。
おすすめ度の平均:
ちょっとした心がけで
ほんとにサクサクしてました。

この本はすぐ読めます。

これまでの“生産性を上げるぞ!”系の本と違うところは、「仕事の能率を上げるまじめな」方法と、「うまく仕事をサボる不真面目な」方法の両方をミックスさせているところ。
ホワイトボードの話なんか笑った。

まじめ一辺倒のタイムマネジメント本も良いけど、この本は肩肘はらず読めて(すぐ読めて!)オススメ。
ボクのデスクに飾っておく一冊にしようかなって、これじゃあみんなにみられちゃうから引き出しにコソっと忍ばせておこう。。。

July 23, 2004

まるごと図解 最新TCP/IPがわかる(浅野理森 技術評論社)

まるごと図解 最新TCP/IPがわかる
浅野 理森

発売日 2000/07
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IPとか、HTTPとかネットワークにおける通信の仕組みについてはかじっている程度で、突っ込んだ勉強をあまり真面目にしていない。で、TCP/IP についての本を買ってみた。あまり考えずに買ったこちらの本。悪くはないが、んーもう少し深めに勉強したかった私にはちょっと物足りず。。。ひろーく、あさーく、まずTCP/IPってなに?ってことについて知りたいにヒトにはちょうどいい本かもしれない。

と、いうわけでもうひとつ別の本を買いました。それはコチラ↓
アマゾンでもレビュー内容は上々なので大丈夫かなと思い、購入。まだ途中ですが、分かりやすいですね。これについてのレビューはまた後日。

マスタリングTCP/IP (入門編)
竹下 降史

発売日 1994/06
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June 21, 2004

『図解 仕事ができる人のタイムマネジメント』(行本明説,日本タイムマネジメント普及協会)

図解 仕事ができる人のタイムマネジメント―ちょっとした習慣の改善で能率を劇的に向上するノウハウ87
行本 明説 , 日本タイムマネジメント普及協会

発売日 2002/11
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タイムマネジメントのコツは「期限の設定」のほかに、もう一つあり?

僕自身、昔からスタイルから入る傾向にある人間だと思う。特に、日々の付き合いの頻度の高い勉強、仕事に関係のあるものについては試行錯誤を繰り返してきた。といっても自分でスタイルをゼロから構築してきたというよりは、経験者の「これがいいぞ!」ってやり方を色々聞きかじって「マネ」してきただけだ。

- ノートについて言えばアイデアマラソンで有名な樋口健夫さんがオススメしているA5サイズのファイルノート(メーカーまで真似てマルマンのものを取り寄せて使っています)を使っている。
- アイデアを蓄積する方法については、アイデアマラソン方式に加えて、ジェームス・ヤングの名著『アイデアのつくり方』でのやり方(名刺サイズぐらいのカードに記していく方法)がしっくり来ていて、自分の名刺入れとファイルノートにはカードを常備している。

ここ数年の最大の懸案は「タイムマネジメント」。やるべき事柄がなかなか予定している通りに進まない。終われない。こんなことをぼやいているビジネスマンの人は結構いることだろう。僕もそんな一人。そこで、ちょっと本のチカラを借りることにして読んでみたのがこの本。会社の近くでタイムマネジメント系の本があまりバラエティがなく、消去法的に選んだ本だったのだか、僕にとってはかなり参考になったのでぜひオススメしたい。

200ページ程度のほんで、その半分がイラスト(図解)に割かれているので多分1日あれば読みきれると思う。

仕事の科学において、あのパレートの法則を援用。「優先順位の高い2割の仕事をこなすことにより、仕事全体の8割を達成することができる」。ホントはどうかは別にして、まずこんな割り切りを持つことは、重要なコトだろうと思う。

それから、次に効果的な優先順位の見つけ方として、「自分でやる仕事」と「他人に任せても良い仕事」という区分を用い、「自分でやる×今、やるべき(A)」「自分でやる×後でやる(B)」「他人に任せても良い×今、やるべき・後でやる(C)」を提案。うん、「重要度」と「緊急度」で分けろなんていう、旧来の良く分からない区分よりは明確な感じ。いいねぇ。

で、さらに細かい区分が解説されたりするのだが、この本で一番気に入ったのは「自分でやる仕事については“いつ始めるか”をしっかりプランすべし」とアドバイスしている点。自分でやる仕事って、他人との共同作業じゃない分急かされたり、メンバーに直接的に迷惑をかけてしまう感覚が薄い分、なかなか着手しないことが多い(よっぽど暇だと別だけど)。で、期限ギリギリになって、慌てふためいて、他の仕事にも支障をきたしながら、とりかかるハメになってしまう。。。著者は自分だけの仕事についてもしっかりアポイントを入れよと言う。最近は、自分だけの仕事についてもちゃんとアポイント入れるように気をつけています。まだまだ、うまくやれていないけど以前よりは多少仕事に「周到さ」が出てきたかもしれない。精進、精進。

☆買ってみる?
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June 05, 2004

『インターネット的』(糸井重里)

インターネット的
糸井 重里

発売日 2001/07/14
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1日30万アクセスの「ほぼ日」主宰者が語る、インターネット「的」な世界についての本。

言葉を職業にしている人らしく、「インターネット」と「インターネット的」を区別して論じ、一冊の本にしちゃっているところはさすが。

「インターネット的」社会の特徴を3つの言葉を使って説明しています。

・リンク
・シェア
・フラット
(「グローバル」も挙げているが、本人が英語が堪能というわけではなく、あまり論じられないためカットとのこと)

これらの言葉自体は、そんな目新しい発見というわけではないと思われるが、リンクを“ジョイント”よりもより深いつながりとして語っている点、シェアを「分かち合うこと」と言い換えて企業が市場シェアを独占しすぎてしまうことがカッコいいことなのか?といっているところ、フラットを通してコミュニティにおけるハンドルネームの意味について語っている点などは彼の視野の広さを感じさせる。

この本を読んで印象に残ったことをいくつか。

1.「プライオリティの決め方」
目的に対して、優先順位を決めていくというのは「工業社会」的発想、生産を主体としていた(また、とりあえず作っちゃえばモノが売れてそれでハッピーだった)時代の考え方。インターネット的時代においては提案が満ち溢れている。そんな時代においてのプライオリティ決定の方針は「やりたければやる」「えらびたいものがあれば、もっといいものを待つより、すぐにやる
」「まともに間違う」こと。何度でも試行錯誤ができてしまうのがインターネット的社会。そして実際にプライオリティを決定していく過程では、実は自分の生き方が問われている。自分が一番ほしいものは何なのか?自分が一番の守るべき人は誰か?そんな自分の根源的な価値体系を問われる社会だといえる。

2.「多様化に困った」は売り手の論理
好みの多様化により、大量生産しても売れ残りが出てしまう。それで作り手は多様化は困ったという。しかし、重要なのは書いての側では、多様化は困ってなんかいないということ。それぞれの好みが分化していくのは、実は消費が豊かになっていることを意味するのではないか?

3.アイデアこそが価値の中心
資源のない日本にとっては、クリエイティビティしか生き残る道はない。資源的にビンボーだからこそ頭を使うしかないのだ。

インターネットを技術的な側面からだけではなく、それによって変化するさまざまな社会的な事柄や個人の意識について考えてみたい人にはオススメの一冊ですね。


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May 25, 2004

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(村上春樹)

キャッチャー・イン・ザ・ライ
J.D.サリンジャー , 村上 春樹

発売日 2003/04/11
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1年近く本棚に眠っていたこの本を先日の日曜から読み始めている。
『The Catcher in the Rye』
思わず、朗読して誰かに聞かせたくなるような、そんな本だ。

May 16, 2004

『痛快!コンピュータ学』

痛快!コンピュータ学
坂村 健

発売日 2002/03
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「コンピュータとは何?」ということに対して、“分かった気”にさせてくれる良書。

坂村健の本は「日本の情報戦略」を読んだことがあり、あの本もまあまあだったけど、それほど印象には残っていなかった。この本は職場のエンジニアから、薦められ購入。GWのバンコク旅行の最中に読了。基本的にすぐ読める本だとは思うが、僕の場合、毎晩テラスでビールを飲みながら読んでいたので時間がかかってしまった。

僕のような、もともと文系だが、会社入ってからウェブの仕事を始めるようになり、走りながらシステム的なことを勉強してきた人間にとって、どうしても気がかりなのは、コンピュータに関する根本の原理原則についての部分の理解の弱さだ。現場の実務に堪える知識は、徐々についていくものなんだけど、個々の知識の向こう側にある原理を知らないまま仕事を続けると言うのは、気持ち悪いし、自分のことをこの分野における「プロ」だと自認するのもおこがましい気分になるわけだ。そんなことで悩んでいる人にとっては、この本は価値大。たった700円ちょっとで、膨大なコンピュータの根本の大事なところについて、興味深い歴史を交えて語ってくれており、本質にせまっている“気”にさせてくれる。気にさせてくれるってところがミソで、本気で学ぶにはそれなりの努力がまだ必要なはずだが、それでも気にさせてくれると嬉しくなってなんとなく元気になるもんだ。

・・・・・・
コンピュータはたった半世紀のうちに、最初の発明から今日の大発達を遂げている。その発展にはさまざまな天才達のひらめきがあったわけだが、代表的な3名の科学者がここでは挙げられている。

■クロード・シャノン(米)(1961~2001)
「情報理論」を作り上げた人物。全ての情報(絵、文字、音等)は「0と1で表現できる」ことを宣言した。のちのコンピュータの情報処理の根幹の思想に影響を与えた人物。これにより、コンピュータは「計算機」から「情報処理ツール」へ変貌を遂げることとなる。

■フォン・ノイマン(米)(1903~1957)
20世紀のダ・ヴィンチと呼ばれた人物。世界初のコンピュター「ENIAC」開発の中心人物の一人。今日のコンピュータは「フォン・ノイマン型」と呼ばれているらしいが、それは彼がENIACの後書き上げた次世代型コンピュータに関する論文にある考えがもとになっているからだ。

■ジョージ・ブール(英)(1815~1864)
彼自身は19世紀の人で、コンピュータ初期以前に生きていたわけだが、彼が考え出したブール代数(論理や推論を数学で表現するための代数理論)がのちのコンピュータ開発の大きなヒントとなった。ブール代数は基本的にAND(論理積)、論理和(OR)、論理否定(NOT)の組み合わせである。

このほかにも、プログラム・アルゴリズムについて、OSについて、インターネットについてナドナド、コンピュータにまつわる幅広い事項に関して、分かりやすい言葉で書かれている。坂村氏のことはトロンプロジェクトのことなどで大学教授・研究者としての側面は多少知ってはいたが、文章家としてもなかなかの人だと思った。
彼にはコンピュータにまつわるこういった啓蒙書の類をもっとたくさん書いていってもらえると日本のなんちゃってプログラマや、なんちゃってウェブディレクターの資質の底上げにつながるのではなかろうか(私自身も含めての話です・・・)?

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April 23, 2004

【まもなく読了】「おたく」の精神史-一九八〇年代論(大塚英志)

「おたく」の精神史 一九八〇年代論
大塚 英志

発売日 2004/02/21
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あと少しで読み終わり。んーこれも感想むずかしそー!

April 17, 2004

『哀愁的東京』(重松清)を読んだ

哀愁的東京
重松 清

発売日 2003/08/21
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絵本が書けなくなった絵本作家の哀愁漂う東京の日々。

小説の感想ってつくづく難しい。

あることがきっかけで絵本が書けなくなった(元)絵本作家と、彼の身辺で起こる東京でのさまざまな出来事が綴られている。

話に出てくるのは「盛り」の時期が過ぎて、落ち目になったり、人生の転機を迎えたり、人生で日の目を見ることがなかった人たちとの交流モノが多い。

はっきり言ってあんまり明るい話じゃない。

でも話の運び方がうまいのかな、ついつい引き込まれてササッと読んでしまった。

自分が40代で主人公のように、ただ、その日その日を惰性的に過ごすだけだったらイヤだなぁと思う。今年の年明け初めて年間計画ってやつを作ってみたんだけど、できることなら明るい未来に向ってシャキシャキ進んで生きたいもんだ。

・・・なんて、いってるけど40代になったころ、僕がもしこの文章を読んだらどんな感想をもつんだろうか?

ん~色々ひとり問答してしまう系の本なのかもしれない。
30代が近づいてきているので、素直に夢見がちでもいられないお年頃になってまいりました!

重松清ってこういう、哀愁モノがうまいんだな。

April 12, 2004

『哀愁的東京』(重松清)

哀愁的東京
哀愁的東京 表紙

重松清の本は初めてです。
NHKの「週刊ブックレビュー」で紹介されたことがあり、それに影響されて買ったのですが今になってようやく読む気になった次第です。
まだ読了しておりませんが、なんとも言えない雰囲気にのめり込み気味なので、近日感想アップできそうです。

April 09, 2004

『猟奇的な彼女』(キム・ホシク)


猟奇的な彼女 表紙

映画版の「猟奇的な彼女」にはまってしまったボクはその後、コリアンシネマにズッポシ浸る日々を送っているわけだが、「猟奇的な彼女」については、小説版とオリジナルサウンドトラックを購入してしまった。また、これを機にDVDプレーヤーを購入して、「猟奇~」はじめ主要なお気に入りの作品のDVDを手元に置いてしまおうかと画策中ナリ。

小説は映画とはまた違う趣がある作品だった。
小説というよりは、日記的な息づかいが漂う文章だ。
これも、著者のキム・ホシクの本当のエピソードだったのか、そうじゃなかったのか、そのギリギリさ加減が反映されているからなのかもしれない(多分、それなりにキム氏本人のエピソードも織り込まれているのだろう)。

かならずしも、文体がすばらしいとか、文学的にどうだ、といった作品ではない。

ただ一人の男の、純な男の、内面が繊細に描かれているところに好感が持てる。

平凡で心優しい大学生キョヌが地下鉄のなかで泥酔し、ゲロを吐いた女子大生(猟奇的な彼女)と出会うことところから話は始まる。
キョヌはある時、彼女のなかに恋愛に絡んだ深い傷を見出し、不遜にも「癒してあげよう」という思いに至る。それからの日々がすざましいのだが、キョヌの思いは変わらない。この話のすごいなぁと思うところは、平凡な男であるキョヌが彼女をしっかり癒しきってしまうところなんだな。

男って誰でも、包容力を持っていたいと思うし、付き合っている女性からは頼られたいと思うものだ。悩んでいたら、話を聞いて、できる限りの解決の方向性を示唆してあげたいと思う。だけど、できないことのほうがはっきり言って多い。少なくともボクはそうだ。ボクは優柔不断になってしまうことが多いし、運動神経もそんなあるほうじゃないし、体もあまり頑丈にできていない。で、迷惑かけっぱなし。

だからこそ余計にキョヌがすごいなぁと思ってしまうのだ。男として尊敬する。自分の生き方に多少なりとも変化を与えてくれる作品であるなぁと思う。

映画と小説では明らかにラストが違う。映画はハッピーエンドだが、小説は必ずしもそうではない。小説の映画化って、結構難しくて、小説の中にあったニュアンスなんかが映画では抜けてしまったり、ある一点だけにフォーカスが当たって大味なできになってしまったり、変な解釈を勝手に付け加えられて面白くなくなったりするもんだけど、今回の映画化は小説を読んだ人にも全然受け入れられるモノだったんじゃないかな。
小説は限りなく、著者本人のエピソードの域を出ないから、現実(別れ?)を越えることはできないけど、映画は原作の著者でない人間が行っており、監督自身及びインターネット小説として広まったこの作品を読んだ何十万という韓国の若者達の「二人に幸せになってほしい」という願いが根底にあった。あのラストシーンが生まれたのはそんな背景があったからと思うわけです。

映画のファンであれば本棚に飾るだけでもいいので、持っておいて損はないのでは?

March 19, 2004

アフィリエイトではじめる!ホームページウハウハ副業生活(松本光春、翔泳社)


アフィリエイトではじめる!ホームページウハウハ副業生活<br />

これからホームページを立ち上げて、アフィリエイトプログラムを実践してみたいという方にはちょうど良い入門書です。


最近、アフィリエイトプログラムがやたらに注目を浴びてきている。
2003/2/15の日経新聞日曜版では結構大きな特集が組まれていた。

▽2004/2/27affiliateportal.netからの引用

アフィリエイトそのものはマーケティング手法としては必ずしも新しい響きをもつ方法論ではない。1996年に米Amazon.comが始めた「アソシエイトプログラム」が始まりというから、インターネット商用化の初期段階からあったわけだ。
インターネットマーケティングの流行り廃りのスピード感からいくと伝統的なマーケティング手法と言えるだろう。

この背景には、いろんな事情が関与しているものを思われる。


  • 終身雇用崩壊、定期昇給廃止等企業と個人の関係の変化

  • Blog等個人がウェブを使ってコミュニケーションする簡単で、高機能なツール群の登場

  • 主婦のインターネット利用が広がった  等


これ以外にも色々とあるだろう。
一番最初に挙げた要因が働いて、「週末起業」なんてムーブメントも最近では生まれている。

3番目の主婦のインターネット利用増大も最近よく言われることで、データが今手元になく適切なURLを示すことができないが、ヤフーの井上社長が某講演で今後の取り組み課題として主婦をターゲットとしたコンテンツ・プロモーションを挙げていた。アフィリエイトの世界では年間1億稼ぎ出したのは主婦なんだそうだ。

▽2004/3/19affiliateportal.net:「主婦とアフィリエイトプログラム、その2。細腕一つで月に30万円をタタキ出し、更に、印税でも稼ぐ「カリスマ主婦」」

そして2番目の事情。
最近のネットレイティングスの調査では、「はてな」の月間訪問者数は200万人を超えている。先日はてなからのメールでは2004年2月のPVが7600万PVになったという。TypePadベースのnifty「ココログ」も50万人を超えている。ココログの開設からのビジターの伸びは300%超と凄まじい。

▽2004/2/27ネットレイティングス:「ブログ」サービスサイトへの利用者が急増、「はてなダイアリー」が最大の利用者を集める

ちょっと古い記事になるが、先ごろSix Apartの日本法人の会長に就任した伊藤穣一氏が2003年のインタビューでBLOGとアフィリエイトについてこんなことを語っている。

これからはPCだけではなくモバイルやネット家電によって、いろいろな形でコンテンツが配信されていく。それを現在の形のポータルがフォローするのはたぶん無理。で、Eコマースやアフィリエイトなどととつながっていかないとダメだと思ってます…(中略)…今はブログのようなものが出てきて、より個人が発言しやすくなってきている。ブログからのアフィリエイトでコンシューマーの声によってモノを買う流れができつつある。ネットの広告手法も今までみたいなバナー広告で宣伝をするより、ブログの管理者を支援して彼らに対してお金が落ちる仕組みを考えた方がいい。そういうプログラムが重要になってくるんじゃないかと思っています。

「インターネットではこれからどういったものが主流になっていくと思うか」という問いには明確に


僕はウェブログだと思ってます。これまで以上に誰でも簡単に自分のホームページが持てるようになる。コンテンツの整理がされアフィリエイトもできるような仕組みが今後出てくれば、かなり影響力を持つと思います。今のメールと個人ページの間くらいの位置づけです。

と述べている。

それから、先日OCNが「ブログ人」の開設を宣言した。Amazon.co.jpと提携して標準で書籍のアフィリエイト機能がついている。

▽2004/3/19ITMedia:ブログ同士の“ハブ”を目指す――OCNの「ブログ人」

NTTコミュニケーションズのISP「OCN」は、ブログ(Blog)サイト「ブログ人」を3月30日にオープンする。トラックバックや携帯電話からの投稿などといった基本機能に加え、ECサイト「Amazon.co.jp」と提携したアフィリエイトサービスも提供。操作も簡単にして、これまでブログに触れたことのない初心者層も取り込む狙いだ。2年以内にOCN会員全体の1割にあたる40万人の利用を目指す。

「個人を支援していく」仕組みの一つとしてのアフィリエイトはこのようにもともと数多くの会員を保有しているISPが本格参入することで、さらに広まっていくんだろう。

...とすっかり、前置きが長くなってしまいました。
本書はアフィエイトの超入門書です。
副業としてノーリスクのアフィリエイトの気軽さをまず説き、その後具体的な導入プロセスを解説しています。アフィリエイトサイト成功の10ヶ条などはまさに、ウェブサイトが見られるために必要な事項を列挙しているだけで特段新しさはありません。
第8章の「成果の見方と売上の考え方」はちょっと参考になります。300万円をアフィリエイトで得た著者の実際のレポートを見れるので臨場感あります。
深さはないですが、基本を押さえる上では軽く一読されるのは全然損じゃないでしょう。1日以内で完読可能です。

▽書籍データ-------------------------------------------
「アフィリエイトで始めるウハウハ副業生活」
松本光春|2004年1月|翔泳社
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March 18, 2004

「無名」(沢木耕太郎)


無名

近々、感想文アップしまする。


March 03, 2004

「超」MBA式ロジカル問題解決(津田久資)


ロジカル問題解決


僕はMBAという枕詞がついたビジネス書はあんまり好きじゃありません。
なんか「MBAって謳っときゃ売れるだろう」みたいなあざとさを勝手に感じてしまうのです。実際「MBA」を書名につけておきながら、たいしたことを書いてない本や雑誌記事って結構ありますし

。。。と言いながら、今回ご紹介する本は「MBA式」どころではありません。「超MBA式」なのです。

ある日の昼休み、いつものように僕はamazonをフラフラしていました。MBAとついた本は常に敬遠している僕にヤツがこの本を強引にレコメンドしてきやがったのです。
「amazonのレコメンエンジンもまだまだだね、プッ」と思いながらも、☆印がやたら多いこの本のレビューがちょっと気になり、僕はそいつをツラツラと読み始めました。
10分後、有楽町の三省堂にはこの本を衝動買いした僕がレジにならんでいたのでした。
なんて、影響されやすいんだ。。。

ま、まぁ、最近、プロジェクトの掛け持ちがヘビーになってきて、納得のいく「判断」ができないことが多いなぁ、もっとスムーズにロジカルシンキングが出来たらなぁと思っていたことも背景にはあったんですよ!
 
 で、読んでみての感想は「論理的思考における理論と実践の橋渡しをしてくれる、あるようでなかなかない“いい仕事してる”本」ってところです。ん~今回もamazonにしてやられた!

(感想)
 この本が「超」MBA式である理由を、通常のMBA式の本や講義では手に入らない方法を提示しているからだと述べている。すなわち、問題解決のうえでキーになる3つの視点「マインド」「ツール」「情報」に力点をおいて書かれているところがウリッてわけだ。

そのなかでも全てに通じる重要なファクターが「マインド」。問題解決におけて求められる「マインド」は「結論志向」であるということだ。

結論志向は「不確実性」のなかでとにかく、解決策をだしてみるということだ。
それは当然、「スピード」につながるし、「情報収集におけるウェイト付け」を明確にするし、「誘導弾道弾のごとく、変化する情報に応じて結論を変化させていく」ことを可能にする。

情報収集における考え方にはハッとさせられる。
「情報」は集めだしたらキリがない。完全主義志向が強い(らしい)日本人はなおさらのこと。
筆者はパレートの法則を持ち出して、「20パーセントの情報で80パーセントの成果がもたらされる」と説く。
なるほど、ここでもパレートの法則が応用できるんだ、と、膝打ち。
スピーディな問題解決においては情報収集も優先順位を決めて上で実施される。
なんでもかんでも情報を集めないと前に進めない人がいるけど、それではいつまでたっても前に進まない。実際、「思考停止」せずにちゃんと考えれば、少ない情報の中で仮説を立てることは可能なのだ。その点はこの本の最後の章「シンキングタフネス」に詳しい。

ロジカルであることと、創造的であることは別物であるけれど、常にオシリの決まったプロジェクトってやつには、なにかしら解決への筋道に納得性のある「答え」が求められる。創造性は一朝一夕には育たないが、論理性はちゃんと脳みそで汗かく方法を知っていれば確実に育つ。その方法をしっかりおせーてくれる本です。

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February 24, 2004

「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」(立花隆)


立花隆「ぼくが読んだ・・・」

MT環境下に移行してからの初の本ネタ。本の感想をメインとするBlogらしく「本の読み方」について語っている書籍の紹介を第一弾に持ってきてみました。ハハ。
ちなみにこの本は私が日頃、巡回でおとずれるBlogの「passion for the future」に触発されて購入したものです。。こちらのレビューもぜひ

立花隆。
と、いえば「サル学の現在」「脳死」「臨死体験」などさまざまな分野を縦横無尽に論じる現代の「ザ・知の巨人」だ。
この本は著者が週刊誌上で長年連載してきた本の紹介コラムをまとめたものであるが、その序章に「宇宙・人類・書物」というタイトルで彼の本に対するかかわり方が述べられてもいる。僕にとってはむしろ後者が興味深かったので、この本を買うことにした。

なかでも特に著者の「大量読書術」に関するくだりが大変勉強になった。
著者の読書術を簡単にまとめると以下のとおりになる。

1)まず、対象となる本が「趣味性の高い」本で本質的に速読すると楽しみが減ってしまうものか、読むこと自体を楽しむのではなく、情報がたくさん詰まった専門的で参考資料的な本なのかを区別し、前者の場合は無理に速読しない。

2)全体→部分という基本方針のもと、各パラグラフの冒頭の一文(ここに大事なことが書かれていることが多い)をざーっと通読していく。気になっても一文でとどめるのがミソ(時間に余裕があれば各パラグラフのお尻の一文にも目を通す)。目次や図表のような視覚的な情報はしっかりと読む。

3)一旦通読して、その本が自分にとってもっと深く読む必要性がある本なのかどうかの判断をおこなう。ないと思えばそこで終了。あるとおもえば、パラグラフあたりもうすこし細かく読み進めていく。必要に応じて3回読んでも良い。

要するに、全体構造の把握に力点を置いた読み方である。

僕も最近はこれに似た方法論で本を読むことが多いが、きっかけになったのはポール・R・シーリィのフォト・リーディングだ。

■Learning Solutions Corporation

フォトリーディングは右脳の潜在能力を引き出すことで、読書スピードを上げる方法論である。見開き2ページを「画像的」に取り込んで、脳内で熟成し、後日自分に対して質問を投げかけ必要なところをピックアップして読み込んでいく。。。
一時は結構夢中になってこの方法論に取り組んだりもした。訓練用のカセットテープを買うなんて気合の入ったこともした。が、結局は身につけきれずジマイな私である。またそのうちやってみたいなぁとは思っているんだけどいつのことになるのやら。

立花氏の場合はフォトリーディングほど右脳パワーを叫んだ技術ではないが、それでも「全体から部分へ(絵画的読みから音楽的読みへ)」、「本全体の構造をチャートにすべし」など、フォトリーディングのメソッドと重なる部分は多い(フォトリーディングの場合だと、チャードではなく、マインドマップになるが)。

僕にはフォトリーディングよりもコチラの方が性に合っているなぁと思っている。

著者の大量読書術のTIPSが垣間見れる本である。
この本を読んだ後、別の本でパラグラフ読みを実践しているがスピード感も出るし、内容もそれなりに把握できている感覚がある。

情報摂取術を高めたい方にはぜひ参考にしてもらいたい本である。


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